航空会社はできるだけスケジュール通りの運航を心がけていますが、
残念ながら当日に何が起こるかは予想がつきません。
そんなときに、どうするかを説明していきます！

まず飛行機が遅れた場合、一番大事なのは「空港での交渉」することです。

遅れていても待てる場合(1、2時間程度)は、待っていてもいいのですが、6～12時間も遅れると
分かった場合、待たずに「別の飛行機に乗りたい！」と、カウンターで交渉してください。

例えば、旅行会社に「どうしたらいいですか？」という質問をしても、
「とにかくカウンターに並んで次の便（もしくは別の便）に乗せてもらえるよう
交渉してもらって下さい」と言われでしょう。

飛行機が遅れた場合は、空港内の航空会社のカウンターで、
次の飛行機を用意してもらえるようになっています。

遅延の理由が天候の場合

これはどの航空会社もパニックになるのでかなり待たされ行列の覚悟が必要です。
また悪天候による遅延の場合は、航空会社に責任がありません。 一番早く次の目的地へ飛べる
飛行機を手配してもらうしか、方法がありません。気長に待って下さい。

遅延の理由がメカニカル（飛行機の不具合など）の場合

航空会社に責任があります。
この場合は、利用している航空会社を優先で次の便への振り替えになります。
その航空会社の便が満席ですぐに次の目的地に飛べない場合は、他の航空会社でも
空きはないか、ということを聞くことができます。

ただし、この場合、荷物がどうなるかを必ず確認して下さい！
(荷物は当初乗る予定の航空会社で後から来るパターンが多いため、荷物が自分と一緒に
来ないという不便さがあります。
また預け荷物が行方不明になってしまうというケースもあります。)

飛行機が遅れていて、まだ預け荷物を渡していない場合は、 そのまま自分と一緒に荷物も持っておいたほうが良いです。

海外旅行保険に加入していて、遅延の場合に補償がある場合、カウンターで「遅延証明書」を もらっておくと、保険会社へのクレームもスムーズです。
待ち時間が長い間は、空港で飲食ができるように現金やクーポン券をくれる場合もあります。

乗り継ぎ失敗の場合

入国審査に時間がかかって…、国際線が遅れたので…、ゲートを探していたら迷って…
などのポイントをお知らせしましょう。

この場合も遅延と同じく、「空港での交渉」が必要になります。
お客様の都合で飛行機に乗れなかった場合、本来航空会社は補償しませんが、
現状ですとほぼどこの航空会社も無料で次の便へ振り替えをしてくれます。
（規約では変更手数料が発生します）

この場合も、カウンターに並んで、次の振り替え便の手続きをしてもらってください。
この場合は他の航空会社で空いてないの？という交渉はちょっと難しいです。
国際線が遅れて国内線に乗り継げなかった、例えばデルタ航空で成田からLAまで、
ラスベガスまでもデルタ航空で、と同じ航空会社の場合は、乗り継げないことが 東京で分かっていれば、ラスベガス行きの分も成田で交渉することができます。

入国審査が混んでいた、迷って飛行機が行ってしまった場合は、とにかくカウンターで
搭乗者本人と航空会社の人が直接話しをする必要があります。
そして自分の最終目的地までの航空券を手配してもらって下さい。